タツナミ草(立浪草)はシソ科タツナミソウ属の多年草。奥の院参道を歩いているとよく見かけます。 少し紅色がかった青紫色の花(唇形で胴長)が立ち上がり、一方向に並んで咲きます。唇形の花のうち上側は頭巾のようなふくらみがあり、下側は3裂し、濃い紫色の斑紋が入っています。葉は卵形で向かい合って何段かに付き、縁… 続きを読む
世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の開祖・弘法大師・空海の降誕を祝う「青葉まつり」が、6月15日、高野山で開かれた。国内外から訪れた参拝・観光客は、花御堂渡御(はなみどうとぎょ)の山車(だし)から撒(ま)かれる散華(さんげ)を拾って大喜びだった。 この日の高野山(標高約850メートル)は、梅雨曇りながら日差… 続きを読む
和歌山県橋本市矢倉脇の南海高野線・紀見峠駅近くの源氏ボタルの名所、根古川(ねこがわ)&冷谷川(ひえたにがわ)で、間もなく「源氏ボタル乱舞」の最盛期を迎える。6月21日夜には、ホタル乱舞の観覧地で、同市出身のソプラノ歌手・尾上利香さんのコンサートも開催。主催者の「根古川ほたるの会」の森脇稔(もりわき・みの… 続きを読む
〝アイガモ農法〟を実践している和歌山県橋本市恋野の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さん(80)の植田で、梅雨曇りの6月13日朝、市立すみだこども園の5歳児58人と、市立恋野小学校の1、2年生15人が、アイガモのヒナを放ち、楽しいひとときを過ごした。 〝アイガモ農法〟は、植田の害虫を食べたり、足で泥をかき… 続きを読む
江戸時代~昭和初期の〝幻の畑ごんぼ〟=牛蒡(ごぼう)=を材料にして、逸品「はたごんぼ茶」を開発した和歌山県橋本市隅田町の「森康(もりやす)商店」=代表・森岡康次(もりおか・やすつぐ)さん(65)は、今年自ら歴史的な畑ごんぼの無農薬栽培に挑戦。「今、畑ごんぼは見事に育っているので、安全で、健康で、香りよしの『は… 続きを読む