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アイガモ放ち「かわいい♪」~恋野の植田で子供たち

〝アイガモ農法〟を実践している和歌山県橋本市恋野の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さん(80)の植田で、梅雨曇りの6月13日朝、市立すみだこども園の5歳児58人と、市立恋野小学校の1、2年生15人が、アイガモのヒナを放ち、楽しいひとときを過ごした。
〝アイガモ農法〟は、植田の害虫を食べたり、足で泥をかき混ぜて、除草したりするアイガモの習性を活用し、安全安心な米を作る。
辻本さんは20数年前、今は亡き妻が田んぼに散布した農薬を吸い込み、大阪府内の病院に緊急入院した経験がある。その頃〝アイガモ農法〟で、米の無農薬栽培ができることを知り、研修を受けたうえ実践してきた。
この日、前夜来の小雨が残る中、児童たちがカラフルな雨カッパ姿で、辻本さんの植田に到着。辻本さんが、ネット囲いの水田隅に集めた、生後2週間のアイガモのヒナを子供たちに紹介。ヒナが広大な植田に向ってピヨピヨと鳴く姿に、子供たちは「かわいい」と目をぱちくり。
この後、3班に分かれた子供たちが、畦道に並んで、大人からヒナを受け取り、「いちにのさん」の号令で一斉に放つと、ヒナは風になびく早苗の間を、元気よく泳ぎ回って大はしゃぎ。子供たちは、群れたり離れたりする、その目まぐるしい活動ぶりに目を見張っていた。
すみだこども園の佐々木和代(ささき・かずよ)園長は、「子供たちには先にアイガモのヒナの写真を見せていたので、子供たちは『早くアイガモに会いたい』と首を長くしていました」と説明。「アイガモのお陰で、安全安心でおいしいお米が食べられること、このような自然の営みの大切さを感じてくれたと思います」と喜んでいた。
写真(上)は早く泳ぎたくて植田を見渡すアイガモのヒナたち。写真(中)は先生からアイガモのヒナを受け取り大喜びの子供たち。写真(下)はアイガモのヒナを放った後、植田のアイガモのヒナを見守る子供たち。

更新日:2016年6月14日 火曜日 00:11

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