万葉人が往来した〝飛び越え石〟で名高い和歌山県橋本市真土の落合川東側のハス畑で大賀ハスが開花。ハスの大葉に水玉が輝いて、雨季特有の風情を醸し出している。 落合川は和歌山、奈良の両府県境を流れる川で、両岸から巨石が1つずつ、川の中央に突き出ていて、万葉時代には、貴族も庶民も馬や徒歩で、2つの石を飛び… 続きを読む
国宝・人物画像鏡(じんぶつがそうきょう)の所蔵神社として名高い、和歌山県橋本市隅田町の隅田八幡神社=寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司=で6月30日、人間の罪穢(つみけがれ)を払い、本来の清浄な心を取り戻す「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」と「茅の輪(ちのわ)くぐり」の神事が行われた。 この日、梅雨曇りの中… 続きを読む
ツルアリドウシはアカネ科ツルアリドウシ属の多年草。茎の先端に10ミリほどの白い小さな花を2つ並んで咲かせ、内側には白い毛をたくさんつけています。 この白い毛は肉眼では発見することはができませんが、カメラをマクロに設定し、近づけると密生している様子がよくわかります。秋には花のあとのくぼみをつけた赤い… 続きを読む
子供たちに「がん(癌)の正しい知識」を伝え、家族への啓発を目指す、和歌山県橋本市の医療法人南労会・紀和病院の医師・看護師による、県内初の「紀和学校~生命(いのち)の授業~」が、6月29日、同市立高野口小学校で開かれた。 紀和病院、橋本市、同市教委の共催。昨年、一部の小学校で「開講」したところ、保護者や… 続きを読む
世界遺産・高野山の山麓、和歌山県橋本市から高野山への最短コース「黒河道(くろこみち)」(国の史跡)が、間もなく世界遺産に追加登録されようとする中、橋本市あさもよし歴史館(同市野516)で、7月1日(金)~9月30日(金)、企画展「高野山参詣道『黒河道』いざない」が開かれる。館員の藤田典子(ふじた・のりこ)さん… 続きを読む