和歌山県橋本市古佐田のJR・南海橋本駅近くの大正初期に建造された茶室「壺中精舎(こちゅうしょうじゃ)」で、5月10日、武者小路千家(官休庵=かんきゅうあん)の初夏の茶事「初風呂(しょぶろ)」が開かれた。招待参加した同市在住の陶芸家・北森義人(きたもり・よしと)さんは「この新緑の季節の中、皆様と共にお茶をいた… 続きを読む
世界遺産・高野山の旧・高野街道沿いにある元「白藤(しらふじ)小学校」(和歌山県高野町)の校庭で今、同町西郷神谷(にしごうかみや)の町内会「白藤の里」が育てた紫の菖蒲(しょうぶ)とピンクの芝桜(しばざくら)が満開になり、訪れる観光客の心を癒している。 この元「白藤小学校」は明治11年(1878)に開校。児童数は… 続きを読む
ヤマフジ(山藤)は、フジ属マメ科のつる性落葉大木で、山野に生え、つるは左まわりで、ほぼ一斉に開いた紫色の蝶形花を総状に垂れます。ヤマフジは別名カピタン(甲比丹)といい、花言葉は「歓迎」「恋に酔う」。 ヤマフジは、標高約400メートルの高野町西郷(にしごう)を通る高野参詣道のひとつ、京・大坂道沿いに往時、… 続きを読む
JR・南海橋本駅前の区画整理事業に伴い、地元住民の「不要になったお宝」の保存活動に努めている和歌山県橋本市古佐田の元区長・阪口繁昭(さかぐち・しげあき)さん(88)は、市民から依頼された江戸時代の行器(ほかい)=食べ物を運ぶ容器=を、このほど橋本市市街地整備課に寄託した。 この行器は2器一対(にきいっつい)… 続きを読む
日本のヘレンケラー(障がい者の教育福祉貢献者)と讃えられる口筆・書画家の大石順教尼(おおいし・じゅんきょうに)の没後50年を記念する特別企画展が、和歌山県九度山町九度山1327の「旧・萱野家(かやのけ)=大石順教尼(おおいし・じゅんきょうに)の記念館」で開かれている。5月7日には順教尼を敬愛する世界的・衣装… 続きを読む