熊野川の天然アユや、手長エビを、おいしく食べてもらい、川漁師の収入に結びつけば…と、和歌山県橋本市隅田町芋生、元橋本市職員・森岡康次さん(60)は、地元にアユ工房、新宮市熊野川町日足に作業所を立ち上げた。森岡さんは、川漁師から仕入れ、自ら水揚げした天然アユや、手長エビを、生のままか真空パック詰めにして… 続きを読む
伊都・橋本地方を「楽しい笑いのまちに」と、和歌山県橋本市隅田町中島の割烹「勝一」亭主・中西修さん(69)は、1996年から、人間国宝・桂米朝さんをはじめ桂一門の落語家に来てもらい、郷土で地方寄席を開催。市民から「わざわざ、大阪まで行かなくても、存分に笑える」と喜ばれている。 15年前、割烹「勝一」の… 続きを読む
高野山麓を流れる玉川峡で活動している和歌山県橋本市の「玉川峡(紀伊丹生川)を守る会」(森下健代表)が、県の「わかやま環境賞」を受賞することに決まった。6月8日午後3時半から、和歌山市手平の「和歌山ビッグ愛」大ホールで行われる表彰式に臨む。森下代表は「受賞を機会に、当会は今後100年以上、玉川峡を守り抜… 続きを読む
橋本の「浮世小路」とは、和歌山県橋本市東家地区の一隅をいう。1960年(昭和35)ごろ、地元の実力者が、老朽化した学校校舎を活用しようと、解体して廃材を使い、そのままの形で、東家地区の路地裏に移設した。木造2階建て瓦葺の2棟。その2棟は、約5メートルの間隔をおいて、路地わきに1列に並べられた。 路地… 続きを読む
織田信長の嫡孫(ちゃくそん)・織田秀信公の終焉の地とされる、和歌山県橋本市向副の寺院跡と墓所が、今年、放映中のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」の人気にあやかり、全国ファンから脚光を浴びている。地元に住む秀信公の末裔で、元中学校長の織田宗司さん(80)は、「最近は戦国時代の歴史勉強に、中学、高校生も… 続きを読む