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玉川峡を守る会に環境賞~里山保全などに尽力

    子どもたちと一緒に水生生物の調査をする会員たち
    子どもたちと一緒に水生生物の調査をする会員たち
    子どもたちと一緒に水生生物の調査をする会員たち
    古道を歩いて調査する会員たち
    玉川峡の倒木を整理する会員たち
    玉川峡の倒木を整理する会員たち

高野山麓を流れる玉川峡で活動している和歌山県橋本市の「玉川峡(紀伊丹生川)を守る会」(森下健代表)が、県の「わかやま環境賞」を受賞することに決まった。6月8日午後3時半から、和歌山市手平の「和歌山ビッグ愛」大ホールで行われる表彰式に臨む。森下代表は「受賞を機会に、当会は今後100年以上、玉川峡を守り抜きます」と誓った。
玉川峡の環境保全については、国の紀伊丹生川ダム建設計画が策定された後、1998年10月に「紀伊丹生川ダム建設を考える会」が発足。自然保護の立場からダム建設反対運動を繰り広げた。この運動に加え、水需要の変化から、国は2002年11月、ダム建設中止を発表。同時に「玉川峡を守る会」が発足し、「紀伊丹生川ダム建設を考える会」は、発展的に解消した。
「玉川峡を守る会」は、橋本・伊都地方を中心に会員約70人。会員は昔、玉川沿いの豆を運んでいた古道「豆街道」や、高野七口の1つ「黒河道」の調査や整備、流域の山を地主から借り受け、間伐や道づくりの里山保全、調査ポイントを定めての、水生生物調査や水質検査、川の清掃活動などを進めてきた。今回、そのたゆまない活動が評価された。
「玉川峡を守る会」事務局長の木ノ本豊さんは、「私たちの目的は、あくまでも自然環境を守ること。ダム建設は中止になっても、自然環境は、守り続けます」ときっぱり。森下代表は「玉川峡の調査、保全活動を通じ、ますます玉川峡の素晴らしさがわかってきました。私たちは、日本自然保護協会(東京)の呼びかけに呼応し、100年以上、この自然を守ります」と力強く語った。
なお、同会は6月11日(土)、玉川峡でホタル鑑賞会を開く。午後6時半、JR南海橋本駅に集合、会員の車で現地に向かう。参加自由、無料。雨天中止。
▽森下代表(電話&ファックス 0721・63・5423)▽木ノ本事務局長(電話&ファックス 0736・36・0660)。


更新日:2011年6月2日 木曜日 23:29

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