万葉人が往来した〝飛び越え石〟が残っていることで名高い、和歌山県橋本市隅田町真土の落合川の竹薮は12月上旬、俳句の季語である「竹の春」を迎えていて、瑞々しい緑、緑、緑が溢れている。 この落合川は、和歌山・奈良の両県境を流れていて、両岸から突き出た二つの巨石の間を流水が通る。万葉人はこの巨石から巨… 続きを読む
名高い紀伊半島の観光地の一つ、和歌山市・和歌浦湾の雑賀崎(さいかざき)灯台は12月5日、凍えそうな雲におおわれ時折、雲間から薄日がもれて、幾つもの大きな輪を描く鳶(とび)の姿がくっきり、眼下の島々の間では、一隻の漁船が長い白波を引きながら冬の深まりを感じさせていた。 万葉集には「紀の国の雑賀の浦に出… 続きを読む
和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=は12月初旬、弁柄色の鳥居も輪橋も冬日にかがやき、境内は紅葉・黄葉に包まれ、大勢の参拝・観光客の心を和ませた。 同神社では12月8日(日)午前11時から「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年奉祝の世界… 続きを読む
和歌山県橋本市の橋本赤十字奉仕団=畑野富雄(はたの・とみお)委員長=は「ǸHK海外たすけあい」月間の12月2日、同市妻のスーパーセンターオークワ 橋本店入口わきで募金活動を行った。 この日、同奉仕団委員長で橋本商工会議所元会頭の畑野富雄(はたの・とみお)さんや、会員の小説家・佐藤律子(さとう・りつこ)さん… 続きを読む
和歌山県橋本市北馬場の県立橋本体育館で12月1日(日)、第78回県展覧会と第10回ジュニア美術展が開かれ、橋本・伊都地方の大勢の家族連れらが楽しんだ。同体育館での同展は12月4日(水)=午前10時~午後5時まで、入場無料。 同展は県主催、橋本市など共催。県展の本展は12月18日(水)~22日(日)=午前… 続きを読む