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江戸初期の山門修復♡橋本・利生護国寺で落慶法要

和歌山県橋本市隅田町下兵庫の真言律宗・覚王山(かくおうざん)「利生護国寺(りしょうごこくじ)」の山門=国の登録有形文化財=が修復され、4月24日、落慶法要が営まれた。
同寺は奈良・西大寺の末寺で、奈良時代に聖武天皇の勅命で僧・行基が創建、弘安年間(1278-88)には鎌倉幕府執権の北条時頼が再興したと伝わる。
山門は本堂(国の重要文化財)正面にあり、江戸時代初期の木造建築で、切妻造りの4脚門。
令和元年(2019)9月、登録有形文化財となり、老朽化のため国・県・市の補助金、檀家、区民、墓地委員会の協力金など計約950万円で修復。
古瓦保存に重点を置いての屋根修復、古柱3本を修復保存しての新柱1本の建造、両開き扉の保存修復が美しく出来上がった。
この日、宮本昌峯(みやもと・しょうほう)住職ら僧侶3人が山門に向かって読経、同市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長や小林俊治(こばやし・しゅんじ)教育長、檀信徒ら約20人が、焼香・合掌して完成を祝った。
山門は先ず春風がくぐり抜け、20数本の幟旗がはためき、燕が何度もひるがえって、境内奥の本堂もまばゆいばかり。
山門の新柱に掲げられた「利生護国寺」の看板の欅(けやき)を寄贈した、地元の上西進(うえにし・すすむ)さんは「実に綺麗になった」と大喜び。
宮本住職は「23年前、当寺に就任して以来、古くいたんだ山門を何とかしなければと思ってきました」と述懐。「皆様のご尽力で、貴重な山門を次世代へ伝承できます」と感謝していた。
写真(上)は利生護国寺・山門修復の落慶法要で慶びを奉納する宮本住職。写真(中)は修復工事が完成した同山門。写真(下)は落慶法要で同寺境内を山門へ進む宮本住職ら。

更新日:2021年4月25日 日曜日 00:00

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