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家族が仲良く「大茶盛」橋本の利生護国寺

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家族仲良く大茶盛を堪能
    家族仲良く大茶盛を堪能
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家族仲良く大茶盛を堪能
    大茶盛でお点前する宮本住職
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宮本住職のお点前を見ながらお茶を待つ参列者たち
    宮本住職のお点前を見ながらお茶を待つ参列者たち

鎌倉時代の真言律宗・西大寺(奈良)の中興の祖・叡尊(えいそん=興正菩薩)が、貴族だけでなく庶民にも、お茶を飲ませたと伝えられる「大茶盛」(おおちゃもり)が、5月1日、和歌山県橋本市隅田町下兵庫にある西大寺の末寺「利生護国寺」(りしょうごこくじ)で開かれ、善男善女約500人が大きな茶碗で抹茶を堪能した。
郷土史家の瀬崎浩孝さんの話では、叡尊(1201~1290年)は、1239年(延応元年)に、「茶は滋養・栄養なので、貴族だけでなく庶民にも」と発案、大茶盛を始めたという。真言律宗の5戒は「殺」「盗」「淫」「妄」「酒」で、「大茶盛」とは、酒で宴会する「酒盛り」でなく、お茶で宴会する「大茶盛」と呼ばれた。西大寺では約780年間、続けられている。
利生護国寺は奈良時代に行基(ぎょうき)が開基した古刹で。本堂は荘厳で国指定の重要文化財。1988年に初めて大茶盛を開き、その後、2004年から2年に1度、同寺と檀家実行委員会の共催で開いてきた。
この日、宮本昌峯(しょうほう)住職らが、木造大日如来坐像に向かって読経。一般参列者とともに、東日本大震災の犠牲者の冥福と、被災地の復興を祈った。この後、宮本住職が大きな茶せんを使ってお点前をし、参列の家族連れらは、直径50~25センチの大茶碗を抱えながら、抹茶を回し飲みした。子ども2人を連れて出席した主婦は「子どもたちは大きな茶碗に驚いています。いい体験になったと思います」と喜んでいた。
境内には義援金箱を設置。その協力金と、お茶券の売り上げの一部は、市役所を通じて被災地に届けられる。


更新日:2011年5月1日 日曜日 13:38

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