奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの和歌山県橋本市恋野地区は、今、俳句歳時記でいう「万緑(ばんりょく)」の季節を迎え、野辺ではキジ(雉)、庭では雀が遊び、軒先では猫が昼寝するなど、夢のような光景が繰り広げられている。 恋野地区は紀の川南岸の丘陵地。溜池が9つあり、池畔の木々はすべて若葉を広げ、野鳥がさえ… 続きを読む
水害や指定管理者の撤退で休業していた和歌山県橋本市北宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」は、新しい指定管理者に「SCRUM(すくらむ)きのくに株式会社」=西裕生(にし・ゆうき)社長=が決まり、4月24日、約8か月ぶりにリニューアルオープンした。同施設は高野山麓の清流・玉川峡(紀伊丹生川)のほ… 続きを読む
シュンラン(春蘭)は、日本原産のランの中でも、最もよく知られるランである。そのため観賞用として、古くから栽培されてきた。 花言葉は気品、清純、飾らない心、控えめな美。 丘陵地や山地の乾燥したところに生える多年草。葉は線形で常緑(長さ20~50センチ、幅6~10ミリ)。縁に鋸歯(きょし)があり、ざらつく。 … 続きを読む
世界遺産・女人高野別格本山「慈尊院(じそんいん)」=和歌山県九度山町=から、標高約850メートルの高野山(同県高野町)まで、連日、全国の大勢の参拝者を案内した、今は亡き同院の愛犬「ゴン」の歌が作詞作曲され、6月5日(金)、同院境内で「ふしぎな犬 高野山の案内犬 ゴンちゃん ありがとう ミニコンサート」が、… 続きを読む
弘法大師・空海の高野山開創1200年を記念して、九州の真言宗各宗派の僧侶らでつくる「九州修験の会」=笹山祥雅(ささやま・しょうが)会長=は、4月22日、高野山の守護神とされる丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)=丹生晃市(にゅう・こういち)宮司、和歌山県かつらぎ町上天野=で、世界平和、国家安泰、諸願成就を祈… 続きを読む