和歌山県(橋本市)と奈良県(五條市)の県境にある「落合川・磨崖碑」(まがいひ)周辺は、夏日の5月15日、巨岩が勇猛な少年の顔に見えたり、カメラで小滝が大滝に見えたり、深緑の中、梅雨入り前の風景を繰り広げた。 落合川は金剛 … 続きを読む →
万葉人が往来した〝飛び越え石〟のある、和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の蓮池(はすいけ)は12月29日、まさに真冬の枯渇風景を呈している。 この夏に咲いた大賀ハスも、今秋、水底に輝いた日輪も、まるで夢のように、 … 続きを読む →
和歌山県橋本市隅田町の真土市営住宅の公園に立つ桜の木で、最近、コゲラ(小啄木鳥=小さなキツツキ)の赤ちゃんが生まれ、親鳥が必死で育てている。〝新型コロナ〟で憂鬱な日々が続く中、地元の人たちは「コゲラの親子が、とても可愛く … 続きを読む →
林道を行くと、いきなり雉(きじ)が飛び立った。その驚いたような羽音が、しだいに飛び去った後、木々の茂みの下のほうから、水の音が聞こえてきた。和歌山と奈良の県境を流れる「落合川」だ。 落ち葉が積もり茶色くなった「万葉古道」 … 続きを読む →