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しっとり紅葉ハナミズキ♡小雨の橋本川・並木通り
和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅近くの橋本川堤防と旧・高野街道で10月25日、ハナミズキ(花水木)が美しく紅葉し、まっ赤な実も輝いて、往来する市民に秋の深まりを感じさせている。
このハナミズキは約25年前、道路や河川改修に伴い、橋本川の古東橋〜松ヶ枝橋間の川沿いや、旧高野街道のJR和歌山線・高架橋下の歩道などに約20本が植えられた。
今は大正ロマンを思わせる、幾つもの街灯が立ち並び、綺麗なハナミズキ並木となっている。
この日正午過ぎは小雨で、気温も終日11〜14度の底冷え。約10日前には濃緑だったハナミズキが、今やすっかり色づいて、無数の実がふくらんでいる。
ハナミズキ並木通りには、衆院選・県内2区の看板に候補者のポスターが貼られ、時折、街頭演説の声が届く。買い物の主婦や、塾通いの生徒たちは、その並木道をせっせと往来。時には高齢者がそっと見上げて深呼吸していた。
[紅葉の俳句2句紹介]
色付や豆腐に落ちて薄紅葉
(松尾芭蕉)
山暮れて紅葉の朱を奪うけり
(与謝蕪村)
写真は、橋本川・古東橋近くのハナミズキ並木の紅葉風景と真っ赤な実。
更新日:2021年10月26日 火曜日 00:06