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高野山・金剛峯寺で今川執行長(宗務総長)ら就任式

和歌山県高野町の世界遺産・高野山真言宗総本山・金剛峯寺の実務面のトップ、執行長(宗務総長)に選ばれた今川泰伸(いまがわ・たいしん)権大僧正(60)の「今川内局就任式」が7月5日、本山上段の間で行われた。
今川・執行長率いる内局役員は、執行・総務部長に近藤本淳(こんどう・ほんじゅん)普門院住職(59)、執行・教学部長・国際局長に桐生俊雅(きりゅう・しゅんが)二ノ滝寺住職(58)、
執行・法会部長に加藤栄俊(かとう・えいしゅん)常喜院住職(69)、執行・財務部長に竹井成範(たけい・せいはん)千光寺名誉住職(64)、執行・山林部長に津田哲哉(つだ・てっさい)大明王院住職(57)、
執行長・宗務総長公室長に藪邦彦(やぶ・ほうげん)切幡寺住職(51)、内事長・信徒局長に岸本優宏(きしもと・ゆうこう)中僧正(55)、社会人権局長に藤本善光(ふじもと・ぜんこう)十輪院住職(65)、
教学部次長に立葉了善(たてば・りょうぜん)大師之寺住職(54)、高野山東京別院・主監に永崎亮寛(ながさき・りょうかん)眞福寺住職(74)、霊宝館長に大森照龍(おおもり・しょうりゅう)最勝院住職(60)が就任した。
この日、御法楽の後、葛西光義(かっさい・こうぎ)座主・管長から就任辞令・公印を親授。葛西座主・管長は日本仏教の祖・聖徳太子の「和を以て尊しと為す」(十七条憲法)を挙げ、少子高齢化、宗教離れ、コロナ禍の中、「全国の寺院と一枚岩で困難に立ち向かってください」と祝辞を述べた。
今川・宗務総長は、記者会見で「全国3600寺院のご意見を拝聴したうえ、しっかりと政策を精査して、檀信徒の方々に貢献したい」という心根を語っていた。
今川・宗務総長は高野山大学密教学科卒業、高野山真言宗宗会議員(4期)を務め、傳燈大阿闍梨(でんとうだいあじゃり)である。執行長・宗務総長の任期は4年間。
写真(上)は葛西座主・管長から就任辞令を受ける今川執行長・宗務総長=向かって右。写真(中)は記者会見する今川執行長・宗務総長。写真(下)は今川内局の記念撮影=中央は葛西座主・管長、その右が今川執行長・宗務総長。


更新日:2021年7月6日 火曜日 00:00

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