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平木・橋本市長が3選出馬を表明〜市議会一般質問で
和歌山県橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長(64)は、9月15日開かれた定例市議会本会議で、議員の一般質問に対し、任期満了に伴う「来年3月の市長選挙に立候補する」と表明した。
今のところ平木市長以外、正式な立候補表明者は出ていないが、果たして選挙戦か無投票か、今後の成り行きが注目される。
平木市長は同市矢倉脇出身。近畿大学商経学部を卒業後、会社員を経て、平成11年(1999)5月から同市議2期、同19年5月から同県議をつとめ、2期途中の同26年(2014)3月、同市長選に立候補して初当選。前回は無投票当選。現在、同県市長会会長。
平木市長は樽井豪男(たるい・ひでお)議員の質問に対し、この7年半の市政実績を説明。引き続き市民の幸せなまちづくりに尽力すると誓った。
主な項目は①財政健全化②地場産業振興と雇用拡大③農林業振興と後継者育成④医療と福祉の充実⑤心豊かな子どもの育成⑥災害に強い安全・安心のまちづくりの6項目。
例えば、財政健全化の成果は48億円にのぼり、企業誘致は47社と提携、41社が操業、773人が地元雇用され、子育てでは岸上・柏原・山田保育園を統合した公私連携の山田さつきこども園の開園などを挙げている。
平木市長は「次期選挙戦に関しては、すでに260を超える団体から、出馬要請をいただいている」と説明。「ポストコロナ時代の社会変化に対応して、元気なまち橋本を実現する責務を果たしたい」と語った。
同市長選は来年3月13日(日)告示、同20日(日)投票、同日午後9時10分から橋本市民会館で開票。立候補予定者説明会は、同年2月2日(木)午後1時30分から同市教育文化会館で行われる。
写真(上)は来春の橋本市長選に出馬表明した平木市長。写真(中)は市議会一般質問で出馬意志を伝える平木市長。写真(下)は橋本市役所玄関。