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ふだん使いの藍展♡高野口・裁ち寄り処〜高井さんら

美しい藍染めの衣類や日傘、バッグ類などを紹介する七夕展「ふだん使いの藍 2021」が、和歌山県橋本市高野口町名倉288の地場産業振興センター「裁ち寄り処」で開かれている。
主催する藍染工房「瑠璃(るり)」=同市慶賀野53の12=代表の高井良子(たかい・よしこ)さん(61)は、「ぜひ、楽しくご観覧ください」と話している。観覧無料。7月16日(金)まで。12日(月)は定休日。
出展者は全国的な「シボリコミュニティー」=早川嘉英(はやかわ・かえい)代表=の藍染作家11人で、高井さんは、同市総合文化祭2020で市長賞を受賞した綺麗な花柄のタペストリーを飾っている。
展示場には、高井さんら11人の帽子やTシャツ、日傘、ティーバッグなどの作品約150点を展示。高野山まちなか美術館・高野山真言宗総本山金剛峯寺・新別殿で開かれた「シボリコミュニティー第22回合同作品展」(2019年)の紹介冊子も置いている。
高井さんは橋本市図書館の元・司書主任で、約18年前に高野山で藍染を体験して以来、藍染の道に入り、3年後には「シボリコミュニティー」(京都)で修練を重ねてきた。
高井さんは「藍染の色、模様はもちろん、どれも世界に一つしかない貴重な作品です。新型コロナ禍の中、どうぞ藍染作品で心和ませてください」と話していた。
作品は展示販売もOK。ガーゼのショール(600円)からワンピース(2万円)まであり、冊子は1000円(いずれも税込)。開館は午前9時〜午後5時。
「裁ち寄り処」(電話0736・44・1401)は、JR和歌山線・高野口駅の南方近くにある。
写真(上)は七夕展「ふだん使いの藍 2021」。写真(中)は花柄のタペストリー=橋本市長賞=を紹介する高井さん。写真(下)は綺麗な藍染め日傘。


更新日:2021年7月10日 土曜日 00:00

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