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紫陽花、勝利寺で鮮やか♡観音さま亀の上で微笑む

弘法大師・空海が本尊・十一面厄除観音を祀ったとされる、和歌山県九度山町の高野山真言宗・勝利寺で、梅雨さなかの6月16日、色とりどりの紫陽花が満開となり、参拝・観光客の心を潤した。
ここは女人高野別格本山・慈尊院の南西側、高野山町石道(ちょういしみち)登り口わき。朱色の仁王門わきや本堂、御幸門周辺では、青や白、ピンク色の紫陽花が、しっとりと雨に濡れていた。
境内隅の林の中では、亀に乗った観音菩薩や、弘法大師・空海の石像の前でも、紫陽花が光明を放ち、観音、空海さまも微笑んでいるような御様子。
珍しい「勝利寺」の名の由来は、十一面観音の頭上の小さな十面の顔が、現世での利益(十種勝利)と来世での4果報(四種功徳)をもたらす謂れからで、高校野球などスポーツ選手が、大会前に勝利祈願に訪れている。
境内北側には紀州高野紙伝承体験資料館紙遊苑がある。勝利寺・参拝や紫陽花・観覧は無料。紙漉(かみす)き体験は有料。
写真(上)は勝利寺・仁王門前の紫陽花。写真(中)は紫陽花の向こうに亀の上の観音菩薩像が見える。写真(下)は御幸門周辺の紫陽花。


更新日:2021年6月17日 木曜日 00:00

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