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第1回はしもと鉄道クラブ会員展♡写真・部品ずらり

鉄道の要衝、和歌山県橋本市の第1回「はしもと鉄道クラブ会員展」が5月19日、同市図書館で開幕。会員の撮影・所蔵の素晴らしい鉄道写真や、秘蔵の鉄道部品などを披露する。6月30日まで。入館・観覧無料。
橋本は昔から旧・高野街道と旧大和街道が交差し、近代は南海高野線とJR和歌山線の交差する交通の要衝。世界遺産・高野山~商都・大阪の中間拠点でもある。
会員展は元鉄道会社員や元公務員ら13人で構成する「はしもと鉄道クラブ」が主催。鉄道写真、アルバム、ダイヤ表、鉄道物品、鉄道模型など37点を展示している。
例えば、タイトル「和歌山線 SLさよなら運転」は、昭和48年(1973)4月10日、和歌山線・妙寺駅〜大谷駅間を走る、最後の蒸気機関車・列車の貴重な風景である。
物品は旧・国鉄の「SL C576ナンバープレート」「機関車区名札と車体枠」、南海の「ミニチュア行先板8点」、模型は南海「HOゲージ模型 電気機関車 貨車」などを飾っている。
同鉄道クラブの森本宏(もりもと・ひろむ)会長は「とくに紀和鉄道(現JR和歌山線)の橋本〜五條間は、明治31年(1898)開業の県下最古の鉄道です。人々の生活に欠かせない鉄道のことを、ぜひ、皆様方に知っていただきたい」と話している。
同図書館は市役所隣の教育文化会館5階。展示時間は午前9時〜午後5時。月曜休館。もちろんマスク着用、入口で手指消毒、3密注意で観覧することになっている。
写真(上、下)は「はしもと鉄道クラブ会員展」の展示風景。写真(中)は「和歌山線 SLさよなら運転」の写真。


更新日:2021年5月19日 水曜日 00:00

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