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「はしもと鉄道クラブ」発足♪JR・南海を会報紹介へ
JR和歌山線と南海高野線が走る和歌山県橋本市で、市内外の鉄道愛好家が集まり、橋本市民会館で「はしもと鉄道クラブ」=森本宏(もりもと・ひろむ)会長=を結成した。会員らは鉄道情報を交換し、写真撮影や資料収集、会報発行などに取り組む予定で、多くの鉄道ファンに喜ばれそう。
会員はJR・南海の大ファンで、鉄道車両や乗車券、鉄道部品類、鉄道写真、鉄道歴史などに興味を持つ人たち9人。会長には鉄道を愛し、鉄道に詳しい、社会保険労務士の森本宏(もりもと・ひろむ)さんを全員一致で選んだ。
JR和歌山線は現在、国鉄時代に常磐線で運行していた103系電車を改造した105系電車が、1984年(昭和59年)の電化以来走っているが、来年春から新型車を順次登場させ、2020年春までに227系電車56両(2編成×28本)を導入する予定。
また、南海電鉄の高野山ケーブル(極楽橋~高野山駅=全長0・8キロ)が、輸送の安全性や高野山アクセス向上に向けて、来年3月に新造のケーブルカーを導入。高野線の最古参、オールステンレス車体の6000系を来年秋から順次新造車に切り替え、2023年までに全てを新造車にする予定。
これら鉄道発表を契機に、森本会長が鉄道愛好家に呼びかけ、同会が発足した。
当面月1回の例会を開き、鉄道関係の情報を交換、写真などの資料を発表、鉄道各社の資料収集などを行い、会報「はしもと鉄道だより」を発行して、鉄道見聞の話題や撮影写真、旅行記などを掲載。会費は例会の都度200円を徴収することにした。
次回例会は11月14日(水)午後2時から橋本市民会館会議室で開く予定。
同会は新会員を募集。入会などの問い合わせは(FAX=0736-34-0969)(森本会長)へ。
写真(上)は「はしもと鉄道クラブ」結成会議の風景。写真(中)はJR和歌山線笠田駅に入線する105系電車。写真(下)は南海高野線御幸辻駅付近を走る6000系電車。
写真・記事=フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さん。