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高野山の名宝一挙公開♡霊宝館開館100周年記念展

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)にある、高野山霊宝館の開館100周年記念式典が、4月15日、同館の放光館で開かれた。
高野山霊宝館では4月17日(土)~11月28日(日)、宝蔵展「高野山の名宝」を開催、高野山の国宝、重要文化財を一挙公開する。
この日の記念式典では、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の葛西光義(かっさい・こうぎ)座主・管長を導師に、関係僧侶らによる御法楽(ごほうらく)が営まれた。
高野山では、明治21年(1888)の大火で、貴重な文化財が大被害を受けたが、大正10年(1921)には高野山霊宝館が創設され、近年は頑丈な収蔵庫も建造されて、名宝が大切に保存・展示されてきた。
記念式典では高野山真言宗の添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)宗務総長が主催者挨拶。高野山住職会の宮田永明(みやた・えいめい)会長と、平野嘉也(ひらの・よしや)町長が祝辞。山口文章(やまぐち・ぶんしょう)館長が謝辞を述べ、全員で大宝蔵展を内覧した。
展示された文化財は、運慶作の国宝・八大童子立像、快慶作の重文・孔雀明王像、3大秘法の国宝・聾瞽指帰(ろうこしいき)、国宝・諸尊仏龕(ぶつがん)、重文・金剛三鈷杵(さんこしょ)など、心打つ名宝ばかり。
さらに第Ⅰ期〜第Ⅳ期に分けて、国宝・阿弥陀聖衆来迎図、五大力菩薩像、善女龍王像、仏涅槃図なども展示される。
山口館長は今月の「霊宝館だより」(136号)で「密教美術品としての価値が高いだけでなく、それぞれが信仰対象として多くの人々の心をとらえ続けてきたものばかりです」と説明。ひとりでも多くの人に「こころ」を感じてもらう一助となることを願ってやみません、と記している。
「霊宝館だより」には展示内容がカラー写真入りで紹介され、高野山観光情報センターや橋本市の各地区公民館に置いている。
臨時休館日は6月7日(月)、8月2日(月)、10月4日(月)、11月29日(月)・30日(火)。拝観料は一般1300円、高校・大学生800円、小学・中学生600円。
問い合せは高野山霊宝館(電話=0736・56・2029)。
写真(上)は快慶作の重文・孔雀明王像。写真(中)は国宝・聾瞽指帰などの展示品=右は葛西座主・管長を案内する山口館長。写真(下)は国宝・八大童子立像の展示風景。

更新日:2021年4月16日 金曜日 00:00

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