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さぁ紅葉・温泉楽しく♪橋本・玉川峡谷〜見頃刻々と
関西の奥座敷とも言われる、和歌山県橋本市や九度山町を流れる玉川峡谷(紀伊丹生川)は、全山色鮮やかに色づきはじめた。11月7日は立冬。高野山麓のこの紅葉・黄葉は、新型コロナ禍に悩まされてきた多くの観光客の心を癒してくれそう。
玉川峡谷の中でも、同市北宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉 いやしの湯」周辺は、一番紅葉が早く、すでに今が見頃で、玄関前の国道371号わきの桜並木は「紅葉のトンネル」となっている。
近くの「五光の滝」周辺は、さすがに常緑樹ばかりなので、緑の世界に瀑布が音を立てているが、玉川峡谷全体は、桜や櫨(はぜ)、銀杏(いちょう)、芋木(いもぎ)などに覆われ、山の斜面はきれいな斑点(はんてん)模様でいっぱい。今月下旬には最高潮の風情となりそう。
玉川峡谷の環境を守り続けている「玉川愛好会」の上西進(うえにし・すすむ)会長は、「ここは高野山に続いて、今月下旬頃に紅葉の見頃を迎えます。大阪方面からマイカーで来られる観光客は、温泉・食事とともに、紅葉見物を楽しみます」と話していた。
写真(上)は「やどり温泉いやしの湯」と玉川峡谷を彩る紅葉風景。写真(中)は緑の世界を瀑布が落ちる五光の滝。写真(下)は温泉前の紅葉のトンネル風景。
更新日:2020年11月7日 土曜日 00:00