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ゴジラや怪魚の巨石!高野山麓・玉川峡谷~楽しいよ

高野山麓を流れる和歌山県橋本市~九度山町の玉川峡(紀伊丹生川)で、今、ゴジラや怪魚などの貌(かお)形をした巨石が、残暑の光明に輝き、訪れる観光客らを驚かせている。
玉川峡は県の名勝で、大阪に近い秘境。とくに嘉吉元年(1441)の玉川由来記に記された「玉川四十八石」は名高く、小石から巨石まで、さわさわと清流に洗われている。
沢山ある石、石、石の姿は、見る人の感性次第で、何ものにも見えるが、例えば怪獣ゴジラの場合、高さ約6㍍、長さ約10㍍、幅約4メートルの巨体。
ゴジラは川を渡りながら、こちらを睨みつけている。別の巨石は、まるで水浴びをする巨大ネズミで、その向こうには怪魚も横たわる。岩の上では水流を見つめる真鯛(まだい)の風貌にも見えていた。
新型コロナ禍とはいえ、玉川峡には大勢の家族連れが訪れ、飲食や遊泳を楽しみ、中には巨石の素晴らしさに目を見張る人たちもいる。
清掃活動などに取り組む地元ボランティア「玉川愛好会」の上西進(うえにし・すすむ)会長は、「ここは山も水も風もきれいなところ。ゆったりと心癒してください」と言っている。
写真(上)は玉川峡のゴジラみたいな巨石。写真(中)は巨大ネズミにも見える巨石。写真(下)はまるで考える真鯛のような巨石。


更新日:2020年8月23日 日曜日 00:00

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