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人命救助にドローン活用!橋本署が友の会と協定調印

災害時の人命救助にドローン(遠隔操縦無人機)が不可欠として、和歌山県警・橋本署=中本淳三(なかもと・じゅんぞう)署長は、橋本地区警察官友の会=畑野富雄(はたの・とみお)会長=所有のドローンを賃借すことになり、9月17日、双方が協定書に調印した。
ドローンは、遭難者の捜索や物資輸送、被害状況の把握に大きな役割を果たす。例えば、水害で中洲に取り残された人々に救命胴衣を空輸し、孤立集落には生活物資を届け、土木建築の損壊、土砂崩れなどは、空撮したうえでスピーディーに伝達してくれる。
この日、中本署長と畑野会長らが署長室に集まり、2人が協定書に署名捺印した。中本署長は「当署ではドローン1機を保有しているが、被害範囲が広まると、1機では対応できないので、友の会のご協力を得ました」と感謝。畑野会長は「人命財産を守るよう、ぜひ、役立ててほしいです」と話した。
この後、同市向副の紀の川で、水難救助訓練が行われ、警察官友の会のドローンは、中洲などで助けを求める男性らを発見、その威力をスピーディーに発揮していた。
写真(上)は橋本地区警察官友の会のドローンを披露する畑野会長=水難救助訓練の現場で。写真(中)は協定書に調印後の中本署長=左から3人目=や畑野会長=右から3人目=ら。写真(下)は水難救助訓練が行われた紀の川の現場風景。


更新日:2019年9月18日 水曜日 00:00

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