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桜、刻々と♪丸高稲荷や庚申山~4月ライブ・餅まき

紀北地方の桜の名所、和歌山県橋本市隅田町の隅田八幡神社の末社・丸高稲荷(まるたかいなり)神社や、同市のJR和歌山線・高野口駅北にある高野口公園(庚申山)は、3月23日現在、桜の蕾(つぼみ)はまだ固いが、天候次第でたちまち開花、4月初旬の見頃が期待される。丸高稲荷では4月6日(土)に餅まき、高野口公園では同7日(日)、地元出身のウインズ平阪さんのライブなどが繰り広げられる。
丸高稲荷神社(同市紀ノ光台1丁目)は隅田八幡神社の北側にある。大鳥居から山上の稲荷本殿まで、計87基の朱塗りの「鳥居トンネル」が続く。桜は染井吉野(そめいよしの)など約250本が立ち並び、約100個のぼんぼりに飾られている。
すぐ北側には新しい「紀ノ光台南公園」があり、ブランコやシーソなどの遊具、テーブルベンチ、公衆トイレ(障害者用など6器)、駐車場もある。
4月6日の「春祭」は、午後1時から祝詞奏上(のりとそうじょう)や玉串奉奠(たまぐしほうてん)の神事が営まれ、同3時から境内に特設された櫓(やぐら)の上から大量の餅まきが行われる。
高野口公園は八幡神社を祀る庚申山(こうしんさん)にあり、桜は約500本と桁外れに多い。4月1日~同7日の間、ライトアップされる。「桜まつり」は4月7日午前11時~午後5時に開かれ、特設ステージでは、ウインズ平阪さんや浦部陽介さんのライブ、和太鼓集団・高松一家や高野口木の国庚申太鼓の演奏、紀の国やっちょん踊りなどが披露される。物産品販売や餅まきなどもある。
紀の川左岸の「南馬場緑地広場」や県立橋本高校の隣の丸山公園の桜も、まだ蕾は固く、開花時期は同じ頃と予想されている。このほか桜の名所は奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの同市恋野の稲荷神社の弧山や、同市矢倉脇の高山森林公園、同市御幸辻の杉村公園など沢山ある。
高野山真言宗総本山・金剛峯寺の山門前にある枝垂れ桜は、山麓より約1か月遅れ、毎年5月上旬に満開となる。
写真(上、下)は桜の名所の丸高稲荷神社の風景。写真(中)は3月23日現在の丸高稲荷神社の桜の蕾=高野口公園、南馬場緑地広場、丸山公園の桜も同じ状況。


更新日:2019年3月24日 日曜日 00:00

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