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桜満開、湯浴み最高!~橋本の山々、斑にピンク色

春らんまんの和歌山県橋本地方は、4月4日、冷たい風雨に見舞われたが、桜の名所は満開の桜に覆われ、春本番の光景を見せた。同市古佐田と高野口町の両庚申山(こうしんさん)をはじめ、国城山系、三石山系の山々は各所でピンク色に染まっていて、この土曜、日曜日の開花は最高潮に達しそう。
この日、隣の奈良県南部の山間部では、雹(ひょう)が降るほどの寒さだったが、橋本市内は雹こそなかったものの、冷たい雨が断続的に降りつづき、満開の桜の花びらが風に舞った。それでも蕾(つぼみ)はまだまだ多く、次々と膨らみ始めていて、しばらくは開花が続きそう。
中将姫ゆかりの同市恋野の浮御堂では、池の水面に花びらを敷き詰めていて、時折、雨に叩かれている。近くのカフェギャラリー「藪椿」でコーヒーをいただいていると、酒小売商の元主人(80)が、頭を花びらに飾られて、夫婦で入ってきて、「やあ、久しぶり」とにっこり。「橋カン(橋本カントリークラブ)の桜、なかなか見事やったけど、風と雨で、ほんまにワヤですわ」とにっこり。
同市矢倉脇の温泉宿泊施設「紀伊見荘」では、温泉や休憩室、レストランの窓から、満開の桜が目鼻先に迫り、南海・紀見峠駅一帯や緑の山腹も、斑(まだら)に桜色を呈している。春の山が映る温泉の鏡に向かい、髭(ひげ)を剃っていると、自らの鼻息でシャボン玉ができる。面白いので、幾つもシャボン玉を作りながら、髭剃りを楽しんだ。
一方、国城山系の山々から、紀の川を隔てて、向いの山々を眺めると、隅田八幡神社裏の丸高(まるたか)神社の桜並木、県立橋本高校そばの庚申山、JR和歌山線・高野口駅近くの庚申山あたりは、桜林がもこもことピンク色の塊(かたまり)に見えた。
夕刻、普段通り橋本駅近くの店へ〝晩酌&晩飯〟に向かう途中、庚申山を眺めたら、すでに雨は上がっていて、その空に沢山の羊雲(ひつじぐも)が浮かんでいる。居酒屋では、そんな話はしなかったが、桜花粉?いや檜(ひのき)花粉に目を瞬(しばた)かせながら、「さて土曜、日曜の天気はどうか、皆さん、いい花見ができますように」と呟いていたように思う。
髭剃りの鼻吹ちょうちん山笑う
羊雲顕れてゐる桜かな
                  (水津順風)
写真(上)は温泉宿泊施設「紀伊見荘」の休憩室の窓に見える桜。写真(中)は同レストランから見える桜。写真(下)は満開の桜が見える「紀伊見荘」の温泉。

更新日:2014年4月5日 土曜日 00:02

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