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逆さ高野山・国城山・雨引山♪冬日和の紀の川に投影

厳しい寒気団が去った和歌山県橋本・伊都地方は、1月18日、穏やかな冬日和となり、橋本市高野口町伏原の高野山真言宗・法華山(ほっけざん)「普門院(ふもんいん)」=静弘教(しずか・こうきょう)住職(大僧正)=近くの紀の川では、鏡のような水面に高野山や国城山、雨引山が映し出され、橋本らしい山河の情趣(おもむき)を呈した。
この日の橋本地方の最低気温は、氷点下3度と冷え込んだが、午後3時頃には10度まで上昇して、珍しく無風状態。紀の川は、文字通り明鏡止水の静けさ。
北岸から眺めると、南の高野山、南東の国城山(くにぎさん)、南西の雨引山(あまびきやま)が、それぞれ水面に投影され、まさに「逆さ富士」ならぬ逆さ高野山、逆さ国城山、逆さ雨引山の光景。
さすが弘法大師・空海が開いた高野山、征夷(せいい)大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)ゆかりの国城山、戦国武将・真田幸村が見上げた雨引山は、まるで一幅の絵のように浮かび上がる。
「普門院」では、昨年5月の恒例の「花まつり・放生会(ほうじょうえ)」で、家族連れら約30人の檀信徒が、釈迦誕生を祝い、約800匹の鯉の稚魚を同川に放流。不殺生の戒めを心に刻んだ。
今回、その稚魚が成長したのか、遠近(おちこち)で鯉がはねあがる。そのたびに波紋に山の姿はかき乱されたり、波紋が消えるとともに、山の稜線(りょうせん)が元に戻ったり。瑞々(みずみず)しい時が流れた。
たまたま撮影に訪れた郷土のフォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは「ここは天候次第で、最高の山河の風景を見せてくれますが、こんな見事な光景に出会うのは初めて。ここは間違いなく観光拠点になりますね」と笑顔を見せていた。
写真(上)は紀の川に映る「逆さ高野山」。写真(中)は紀の川に映る「逆さ国城山」。写真(下)は紀の川に映る「逆さ雨引山」。

更新日:2017年1月19日 木曜日 00:00

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