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おぉ映画「真田十勇士」の旗!裁ち寄り処「勇猛」に
今秋、全国ロードショーされる映画「真田十勇士」のロケーション撮影に使われた〝真田の赤備え〟の旗3本が、和歌山県橋本市高野口町の橋本市地場産業振興センター「裁ち寄り処」1階に飾られ、「真田家の勇猛さを感じさせる」と、幸村ファンや観光客を驚かせている。
この旗は、縦約3メートル、幅約50センチの布製。全体は真田軍の甲冑(かっちゅう)や陣幕などと同じ彩色の、いわゆる〝真田の赤備え〟で、上部に金色の六文銭が染め抜かれている。
大河ドラマ「真田丸」放映により、今年は高野口町から紀の川対岸の「真田のみち」(商店街)周辺は大賑わい。「裁ち寄り処」管理者の苅田一郎(かりた・いちろう)高野口商工会長が、和歌山市加太のロケ地で、映画「真田十勇士」制作関係者に、「真田の赤備えの旗を、ぜひ当店に飾らせてほしい」と頼んで、実現したという。
この旗のそばには、市内の大弥(だいや)工芸が制作した「幸村の一文字太刀(いちもんじたち)のツバ(鍔)飾り付きストラップ」をはじめ、「ゆきむらさまの絵入りクッション」、「戦国武将・御守」など〝真田みやげ〟を飾り、他にも高野口パイル織物ハンカチや再織バッグ、紀州へら竿(国の伝統的工芸品)、「はたごんぼ茶」など、さまざまな郷土のブランド品が並ぶ。
苅田会長は「高野口には、九度山に14年間、閉居されていた幸村が紀の川を渡って、酒を飲みに来たという旧家もあるそうです。ここから〝真田のみち〟まで、わずか徒歩15分程度の近さです。今秋には映画・真田十勇士が全国の劇場で公開されますので、ぜひ、映画を見たり、高野口へ遊びに来たりして、楽しんでください」とアピールしている。
「裁ち寄り処」はJR和歌山線・高野口駅から駅前大通りを南へ徒歩で3分程度。駐車場はすぐ北側と、北東約50メートルの高野口商工会前にある。問い合わせは「裁ち寄り処」(電話=0736・26・7868)。
写真(上)は「裁ち寄り処」に飾られた見事な「真田の赤備えの旗」。写真(中)は「真田の赤備えの提灯」に飾られた「裁ち寄り処」。写真(下)は「ゆきむらさまの絵入りクッション」など真田みやげもいっぱい。