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〝金魚すくい〟260人競う!高野口で和歌山県大会

第22回全国金魚すくい選手権・和歌山県予選大会が6月19日、和歌山県橋本市高野口町の橋本市産業文化会館で開かれ、計260人が参加、ポイ(紙製すくい網)で3分間に器にすくい上げる金魚数を競った。
高野口町商工会地域活性化推進事業委員会、金魚すくい選手権の県予選in伊都・橋本実行委員会が主催した。
この日、個人戦は小・中学生の部と一般の部で各100人、団体戦は20チーム(3人1組)60人が参加。選手は背中にゼッケンをつけ、水槽(5つ)を囲んで座り、手渡されたポイを片手に挑んだ。
ルールは夜店での遊びと違って、ポイを水槽の壁につける「壁すくい」を禁止、ポイは片手で使い、器移動もポイを持つ手で行うこと、ポイは柄(え)を持ち、縁(ふち)を持ってはならないなどと厳しく、反則3回で競技停止となる。
選手たちは、水槽を泳ぎ回る真っ赤な金魚を狙って、真剣な表情で「ポイ技」を競うと、人垣になって観戦する両親や友人たちが、アイパッドやスマホなどで撮影、楽しい緊張感でいっぱい。
競技の結果、個人戦の小・中学生の部で道浦彩人(みちうら・あやと)くん(8)が優勝、平野裕慈(ひらの・ゆうじ)くん(12)が準優勝、生地弘明(おんじ・ひろあき)くん(9)が3位入賞。
一般の部で樫内達哉(かしうち・たつや)さん(43)が優勝、中山菊子(なかやま・きくこ)さん(59)が準優勝、澤直(さわ・なお)さん(32)が3位入賞した。
この計6人は8月21日、奈良県大和郡山市で開かれる全国金魚すくい選手権大会に出場する。
道浦くんは試合前に会場近くでプロの指導を受け練習、本番では見事9匹をすくい県大会で初優勝、「全国大会で優勝したい」と口を引き締める。
樫内さんは「今回は2回目の参加で、前回は決勝戦で敗退したが、今回は5匹すくって優勝できた」と話し、「全国初Vを目指す」と誓っていた。
開会に先立ち高野口こども園の子供たちの合唱、地元出身・在住のシンガーソングライター・浦部陽介さんのミニライブ、山口智世さん(やまとこおりやま観光大使わかやま応援団)のオープニング出演があり、会場は初夏の楽しい雰囲気に包まれた。
写真は必死で金魚すくいに挑戦する子供たち。


更新日:2016年6月19日 日曜日 22:45

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