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郷土の「門前夜市」大にぎわい~橋本・隅田町
和歌山県橋本市隅田町の隅田中央商店街で、7月9日(土)午後6時から、昔懐かしい「門前夜市」(夜店)が開かれた。
隅田八幡神社の参道先にある、旧村役場の前の通りで、商店街青年部がその一角に「門前食堂」(青空)を設け、「紀州地鶏網焼き」の看板を掲げて、訪れる善男善女を接待した。
大通りには10数軒のたこ焼き、ヨーヨーつり、ジュース店など露店がずらり。金魚すくいの水槽では、子どもたちが一網(紙製)一袋50円で、赤い小さな金魚をすくうのに必死。すくった数だけビニール袋に入れてもらい、「鉢で飼うわ」と大喜び。
スマートボールのコーナーでは、10球100円で、男の子が力いっぱいボールを突き、一等賞のフーセンガムをもらうと、「どうや、うまいやろ」という風に、妹たちに自慢顔を見せていた。
この日は梅雨明けの翌日で、天気もよく、地元はもちろん奈良県五條市からも、浴衣掛けの家族連れらが訪れて大にぎわい。地元の割烹料理「勝一」の中西修さんは「とくに子どもたちの姿が多いのでうれしい。夜市で家族みんな知り合いになり、郷土が盛り上がる。夏はこれに限りますよ」と、にっこり話した。
更新日:2011年7月9日 土曜日 21:20