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わぁうまい♪園児らイチゴ収穫体験~農大生ら指導
和歌山県かつらぎ町中飯降の和歌山県農業大学校=内田利久(うちだ・としひさ)校長=で、4月28日、同町大谷の町立中部保育園=中峯育子(なかみね・いくこ)園長=の園児たちが、楽しい「イチゴ収穫体験」をした。
同大学の学生たちは、学舎西側のビニールハウスで、イチゴを養液土耕栽培。この日、同保育園の4、5歳児22人が集合。内田校長や学生たちに「おはようございます」と、丁寧にお辞儀し、内田校長が「きょうは自分たちで、イチゴを摘んで、いくらでも、いっぱい食べてくださいね」と語りかけた。
また、同大学2年生の学生2人が「おいしいイチゴは、ヘタ(蔕)が上を向いています」「摘むときは、イチゴのヘタの近くの茎を、指で挟んで、親指で軽く押さえながら、引っ張るといいよ」と、わかりやすく実演して見せた。
園児たちは、早速、教えられた通り、一つ一つイチゴを摘み取っては、紙パックに収穫。そこから次々、口へ運ぶと、「甘い」「うまい」などと歓声をもらしていた。
同大学では、毎年12月~5月初旬、新鮮なイチゴを収穫。これを毎週木曜日の午後2~3時に、学内の「和農市」で、他の野菜、果物とともに販売している。
また、「地域住民とのふれあい教育」の一環として、町内の保育、幼稚園児に、収穫体験を実践。園児たちは、学生たちの親切な教え方や、熟れたイチゴの手触りなど、満足した様子だった。
写真(上)はイチゴ収穫体験に訪れた園児たちと真っ赤に熟れたイチゴ。写真(中)は学生からイチゴの摘み方を教わる園児たち。写真(下)はイチゴを味わう園児たち。
更新日:2015年4月29日 水曜日 00:00