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秋晴れ「農芸祭」楽し~紀北農芸高校~品評会や競売

和歌山県かつらぎ町妙寺の県立紀北農芸高校=北岡哲治(きたおか・てつはる)校長、生徒数277人=で、「勤労感謝の日」の11月23日、恒例の「農芸祭」が開かれ、大勢の農業ファンで賑わった。
「勤労感謝の日」は、もともと「新嘗祭(にいなめさい)」の日で、「新嘗祭」は神話の時代から、新しく収穫した米を神に奉げて、感謝する宮中祭祀の一つ。同校でも、この日に合わせて、毎年「農芸祭」を開催、今回で28回目を数え、同校最大の伝統行事となっている。
この日は、心地よい風と、秋日差しに恵まれ、小高い丘にある同校の体育館には、生徒や保護者、地域の人々が、丹精込めて栽培した野菜、果実、花卉(かき)類など830点を出展・販売。校庭では、たこ焼きや唐揚げなどの模擬店が並び、家族連れや仲良しグループなどで大賑わい。
農産物品評会は、県伊都振興局やJA紀北かわかみ、和歌山県農業大学校の専門家たちが厳重に審査。知事賞には中西秀実(なかにし・ひでみ)さんのピーマン、和歌山県教育委員会賞に前田育男(まえだ・いくお)さんのサニーレタス、和歌山県農林水産部長賞には森本愛良(もりもと・あいら)さんのカブが選ばれるなど、計14点の受賞が決まった。
この表彰式の後、受賞作のニンジン、富有柿、パンジー、サツマイモ、シクラメン、和ニンジン、キウイ、カボチャ、ハクサイ、玄米、リンゴジャムなどの競売が行われ、知事賞のピーマン(7個)は650円、県教委賞のサニーレタス(3個)が700円、農水部長賞のカブ(5個)は500円で、それぞれ落札。「これは値打ち物」「さっそく味わう」などと喜んでいた。
また、同校・和太鼓クラブが、オリジナル曲「にぎわい」を演奏、あざやかな撥(ばち)さばきを披露すると、会場から大きな拍手が起きた。最後に同校PTAがハッピ姿で登場、舞台から雨あられのように、「餅(もち)まき」を行い、餅には野菜や花などの景品が当たる番号札が付いていて、大人も子供も、「われ勝ちに」と拾っては、大歓声を上げていた。
北岡校長は「今年も地域の方々のお陰で、盛大に農芸祭ができました」と謝辞を述べ、「この農芸祭は、生徒たちが、地域の皆さまと、農産物の収穫を祝って、コミュニケーション能力を培い、達成感や感謝の気持ちを醸成することです。今回は根菜類の出来栄えもよく、祭典にもしっかり取り組みました。ただ、農産物の取り扱い方法については、いろいろと課題が残ったので、その指導に力を注ぎたいと思います」と話していた。
写真(上)は受賞した知事賞のピーマンなどの競売風景。写真(中)は紀北農芸高校PTAが行う景品付き「餅まき」に大歓声をあげる参加者たち。写真(下)は「農芸祭」で展示された野菜や果物、花卉類に大賑わいの会場(体育館)。

更新日:2014年11月24日 月曜日 00:00

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