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〝真田まつり〟2年ぶり開催…5日には武者行列

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町入郷の〝ふれあい広場〟で、5月4(祝・金)5(土・祝)の両日、恒例の「真田まつり」(同実行委員会主催)が開かれる。昨年は東日本大震災があったので中止、2年ぶりの開催となる。すでに開催中の「町家の人形めぐり」(4月1日~5月5日)の締めくくりと重なり、大勢の観光客が訪れそう。
真田幸村は1600年の関が原の戦いで、父・昌幸とともに豊臣秀吉方について戦ったが、〝軍配〟は徳川家康方にあがり敗退。大阪冬の陣に出陣するまでの14年間、九度山で閉居した。
「真田まつり」は、4日午前10時からトゥインクル婦人コーラス(旧九度山婦人コーラス)の歌でオープニング。10時40分から「ワッツ・アップ」子供ヒップホップダンス、11時と午後3時の2回、キャラクターショー〝ドラえもん〟、正午から子供アームレスリング大会(九度山町内子供会)、午後1時半から紀の国やっちょん踊り、同3時半からBigビンゴ大会、同5時から商工会青年部みこし巡行がある。
5日午前10時から真田まつり式典(真田父子法要)が真田庵で営まれ、午後1時半に真田父子ら武者行列が〝ふれあい広場(入郷駐車場)〟
を出発。県立笠田高校吹奏楽部の演奏で真田昌幸、幸村、大助の真田三世代と猿飛佐助ら真田十勇士、槍(やり)隊、鉄砲隊、少女薙刀(なぎなた)隊、手作り甲冑(かっちゅう)隊、雑賀衆(孫市の会)、稚児行列が練り歩く。終了後、大もちまきがある。
また、4、5両日を通して、家族連れに人気の〝ミニ電車〟や〝ふわふわ〟を設営。衣食住すべてが集まる「真田の市」も開かれる。
一方、「町家の人形めぐり」は、期間中の午前10から午後4時まで、古い甲冑や雛人形などを、南海高野線・九度山駅~紀ノ川・九度山橋間の商店・民家などに展示。九度山町の高野紙伝承体験資料館「紙遊苑」では、午前9時~午後4時半、企画展「民芸和凧展」(5月6日まで)を開催中。入苑無料。
写真(上)(中)は一昨年の真田まつり、写真(下)は今年飾られている奥田家3代の雛人形。


更新日:2012年5月3日 木曜日 16:43

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