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応其上人の遺徳しのび芝居…15日、橋本高体育館

和歌山県橋本市の〝橋本開祖〟といわれる応其上人(おうご・しょうにん=1537~1608)を題材にした芝居「木食(もくじき)応其物語」が、2月15日、同市古佐田4丁目10の1の県立橋本高校体育館で開かれる。入場無料。
橋本市中心市街地まちづくり協議会主催、橋本市歴史資料保存会が共催で、劇団「五穀邦楽(ごこくほうらく)」(やすきひろこ主宰=大阪市)が公演する。同協議会の谷口善志郎・会長代行は「応其上人の遺徳を顕彰する公演で、地元の橋本市橋本、古佐田、東家の区民対象ですが、上人に興味ある方はどうぞご覧ください」と言っている。
応其上人は近江国(滋賀県)の武家出身たが、7歳の娘・於駒(おこま)を残して高野山に出家。豊臣秀吉の紀州攻めから高野山を救い、高野山麓の紀ノ川に橋を架け、秀吉の許諾を得て塩市を開き、今日の繁栄の基礎を築いた。
やすきさんは〝応其上人没後400年〟の2008年、上人の関係資料を展示していた橋本まつかど博物館/を訪れた際、「上人を芝居にしよう」と決心、脚本を書き上げた。ストーリーは、於駒の目から見た上人…、於駒が上人について語る…という創作芝居に仕立てた。公演は2009年に上人を祀る応其寺・大広間、2011年に東家コミュニティーセンターで開催。今回で3回目公演になる。
当日は午後1時10分開場。同1時25分開演。谷口会長代行は「応其上人の遺徳をしのび、没後400年の顕彰行事として、芝居を上演しましたが、さらに次世代に伝承したいので、今回も上演させていただきます」と話した。
写真(上)(中)は「木食応其物語」公演のチラシ。写真(下)は応其上人をテーマにした芝居が上演される橋本高校。


更新日:2012年2月7日 火曜日 05:55

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