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「俗世」から「聖域」へ♡南海極楽橋駅・改装オープン

南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は、世界遺産・高野山への電車&ケーブルカー乗換駅である「極楽橋駅」(和歌山県高野町)について、俗世〜聖域を表す駅舎に改装し、7月20日、オープニングセレモニーを開催した。
弘法大師・空海が開いた高野山の参拝・観光客は、主に難波方面から同駅に到着して架橋通路を渡り、同駅発のケーブルカーで高野山駅に向かう。
駅のそばを流れる不動谷川の朱色の極楽橋は「俗世」と「聖域」の境界とされることから、電車側の駅舎を黒色(俗世)、ケーブルカー側を赤色(聖域)の天井絵巻で飾り、「はじまりの聖地、極楽橋」をアピール。天井絵巻は空海の案内犬や、睡蓮、梅、石楠花、極楽鳥などが色鮮やかに描かれている。
この日、南海電鉄・常務執行役員の梶谷知志(かじたに・さとし)鉄道営業本部長は、「高野山と高野山麓エリア(橋本~極楽橋)の活性化に努めたい」と挨拶。来賓の平野嘉也(ひらの・よしや)町長が「大変なコロナ禍の中、すべての罪穢れが消えるようでうれしい」と謝辞を述べた。
次に同駅に新設された心身を清める「はじまりの手水舎」と、祈りを託す「極楽鳥の願掛羽」の除幕式があり、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の山口文章(やまぐち・ぶんしょう)宗務総長公室長らの祈願の後、ゲスト3人や高野山小学校の5、6年生児童らが手水舎、願掛羽の体験をして締めくくった。
このセレモニーに先立ち、平野町長は同駅利用者に、富貴産のホップを使用した「天空般若クラフトビール」を提供PR。同駅では天井絵巻を活用した限定グッズ(文具、テーブルウェア、日常雑貨)を販売。乗降客は「これで極楽橋駅で乗り換えるのが楽しくなる」と喜んでいた。
写真(上)は極楽橋駅(ケーブルカー側)の天井絵巻。写真(中)は極楽橋駅のオープニングセレモニーで安全祈願する高野山・金剛峯寺の山口宗務総長公室長ら。写真(下)は極楽橋駅(電車側)の天井絵巻。

更新日:2020年7月21日 火曜日 00:00

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