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傑作「かかし」を展示♡橋本・産直市場くにぎ広場
和歌山県橋本市の南馬場緑地広場で開かれた「かかしコンテスト」の優勝作品など4点が、12月2日、同市南馬場の産直市場「くにぎ広場」に展示され、大阪などから訪れる観光客の心を和ませている。
同市学文路地区公民館主催の初の「かかしコンテスト」では、市民や各公民館の職員らが製作した、個性豊かなかかし16体を、紀の川南岸の桜並木沿いに展示、大好評を博した。
観覧者による人気投票の結果、個人の部で「ちょっとひとやすみ」(みえちゃん作)、団体の部で「かむろねずこちゃん」(学文路さつきこども園作)が優勝した。
今回、産直市場「くにぎ広場」には入賞作品など4点を展示。例えば「ちょっとひとやすみ」は畑仕事の後、静かに座っているモンペ姿の女性の後ろ姿が素敵。
運営委員長賞の「待遠しい夏」(まっちゃん作)は、編み笠を被った女性のしなやかな盆踊りのしなやかさが伝わってくる。
ここは大阪や奈良方面から、マイカーで高野山へのぼる紀の川フルーツライン(広域農道)沿いの高台。
家族連れらは、思わずかかしに見入り、「女性らしさ、男性らしさが、滲み出ているな」と目を丸くしていた。
「くにぎ広場」の北岡純子(きたおか・すみこ)組合長は「とても魅力的な作品なので、1か月間以上は飾りたい。どうぞお楽しみください」と言っている。
営業時間は午前10時〜午後5時。火曜が定休日。
なお、「かかしコンテスト」の他の入賞作品は次の通り。個人・準優勝=「おんなの子」(松葉あさ子さん)、館長賞=「田舎の呑んべぇカンダム」。
団体・準優勝=「ピカチュー」(香久の実保育園くまぐみ)、運営委員長賞=「ネズミ男と目玉おやじ」(高野口地区公民館)、館長賞=「カオナシ」(恋野地区公民館)。
写真(上)は個人優勝の「ちょっとひとやすみ」。写真(中)は「田舎の呑んべぇカンダム」など。写真(下)は「待遠しい夏」など。