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手作りかかし素敵♡南馬場緑地広場〜展示コンテスト

暖かい冬日に恵まれた11月15日、和歌山県橋本市南馬場の南馬場緑地広場で、素敵な「手作り かかし」16体が展示されていて、散策する市民を喜ばせている。

ここは紀の川左岸の堤防上の桜並木&サイクリングロード沿いで、今は来春まで咲き続けるという冬の桜がつぎつぎ開花。かかしは学文路地区公民館=松山江津子(まつやま・えつこ)館長=主催の初の「かかしコンテスト」の作品である。

いずれも市民や各地区公民館職員らが製作した、個性豊かなかかしで、タイトルとナンバーを表示。例えば「渡しの昼めし」は、鉢巻に草履姿の船頭さんが、目を丸くして、にぎり飯を食べている様子。そそこには昔、高野山の参詣人を、紀の川の渡し舟で運んだ、船頭さんの姿がよみがえっている。

「待ち遠しい夏」は、編み笠を被った女性のしなやかな盆踊り、「ちょっとひと休み」は畑仕事の後、一息ついているモンペ姿の女性の後ろ姿で、すべての出展作品が、甲乙などつけがたい出来映えである。

一目見たいと訪れた市民らは、「これは素晴らしい」と驚き、「家族や友人に見てもらう」と早速、スマホ撮影に取り組んでいた。

かかしは11月24日(水)まで展示。同公民館(22、23日の休館日を除く)で、1人1票の投票を受付け、優秀賞などを決める。

問合せは同公民館(電話=0736・34・1546)

写真は「かかしコンテスト」の展示作品とその風景。


更新日:2021年11月16日 火曜日 00:01

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