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絵手紙や俳句〜心ほのぼの♡橋本の総合文化祭楽しく
和歌山県橋本市の第64回「橋本市民総合文化祭」が11月5~7日、同市東家の教育文化会館で開かれる。これに先立ち、同市学文路地区公民館では「ロビー展」を開催、絵手紙や押し花、俳句などを出展して、ふる里の文化の秋を感じさせている。
同公民館では先ず、サークル活動している市民の絵手紙や押し花、俳句作品など約100点を展示。
例えば、押し花「赤とんぼ」=米田鈴子(よねだ・すずこ)さん=は、若い女性がでんでん太鼓で背中の子らをあやし、その空を沢山の赤とんぼが舞っている風景が何とも素敵。
絵手紙では、よく肥えた可愛いフグが「コロナ収束 海の中から祈ってます」とつぶやき、美しくまっ赤なザクロの実は「好き? 嫌い? 好きになってね」と囁いている、ほのぼのとした作品が多い。
俳句は、「おもしろてやがて寂しき祭笛」(啓次)、「一村を陽の色に染む柿簾」(健介)などを7枚の短冊で紹介。サークル活動の動画では、体操、ヨガ、ダンス、太極拳、詩吟などを上映している。
この「ロビー展」は計4回、展示替えをし、11月28日まで開催。月曜、祝日は休館。観覧無料。
「橋本市民総合文化祭」は、同5日(金)に市展、文芸展、短歌大会、同6日(土)に盆踊り講習会、詩吟発表会、人形展示など、7日(日)に福祉施設作品展、人権啓発ポスター展、俳句大会、囲碁大会、狂言装束展とビデオ放映がある。
写真(上、下)は学文路地区公民館の「ロビー展」。写真(中)は素敵な押し花・作品「赤とんぼ」。
更新日:2021年11月3日 水曜日 00:00