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伊都中央高校〜100周年記念碑・除幕とコンサート

開校・再編100年の歴史のある、和歌山県立伊都中央高校(橋本市高野口町名古曽)で11月27日、「伊都100周年記念式典」が開かれ、県・市教育関係者や在校生ら約250人が出席して、先人の活躍に感謝、未来への研鑽を誓った。

同校の歴史は、先ず大正11年(1922)に県立伊都中学校が開校以来、伊都郡学校組合立伊都農業学校、県立伊都高校と再編を経て、平成27年(2015)に同校(定時制・通信制)が開校。

これまで多くの卒業生が、政治、経済、文化人として活躍している。

同校同窓会は今回、その4校の校章・校名入り記念碑(黒御影石製、高さ1・2メートル、横1・8メートル)を校庭に建立寄贈した。

この日、記念式実行委員長の松岡脩平(まつおか・しゅうへい)同窓会長らが除幕。生徒を代表して3年生の粉川諒子(こかわ・りょうこ)さんは「歴史の重みを感じ、喜びと感謝でいっぱいです」と挨拶した。

次に同校体育館で記念式典があり、県教委の宮﨑 泉(みやざき いずみ)教育長や伊都中央高校の角谷晴生(すみや・はるお)校長、松岡実行委員長ら関係者、在校生らが出席した。

静かに国歌・県民歌・校歌を聴いた後、関係者が挨拶。同校の先輩たちが、かつて公式野球で甲子園3回出場したこと、水泳では昭和14年(1939)に全日本中等水上3連覇、今年の東京オリンピッでは女子スケートボード(パーク競技)で四十住さくら選手が金メダル獲得などを紹介して讃えた。

2年生の赤地優花(あかち・ゆうか)生徒会長は「地域の絆に恵まれてうれしいです」と感謝。「困難なことを乗り越え、新たな未来へ進みたいです」と誓った。

最後に記念コンサートが開かれ、同校卒業生で人気のウインズ平阪、浦部陽介、さらにダンシングマッシュルームも登場して、歌&やっちょん踊りを繰り広げると、とくに在校生から大拍手が起きていた。

写真(上)は伊都中央高校の中庭で除幕される伊都100周年記念碑。写真(中)除幕式・参加者の記念撮影。写真(下)は伊都100周年を祝う記念コンサート風景。


更新日:2021年11月28日 日曜日 00:02

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