めざそう立派な企業人♡紀北工業高校で４２企業説明

高校生を対象にした「産業人材育成をめざす企業説明会」が１１月２５日、和歌山県橋本市の県立紀北工業高校で開かれ、同校１・２年生の計２９５人が、県内の４２企業の担当者から、会社概要や特徴などを聞いて、進路選択の知識を得ていた。

この日、同校体育館に４２ブースを設営。そこに橋本・伊都地方などの鉄鋼、繊維、食品、化学工業など各種企業が参加した。

各社の担当者は、パネル映像を使いながら、会社概要や設立時期、社員構成、仕事内容、特徴などを紹介した。

同校機械科、電気科、システム化学科の生徒たちは、１人当たり希望企業５か所を巡回。真剣な表情で担当者の話に耳を傾けていた。

機械科生徒会長の２年生・松岡永遠（まつおか・とわ）君（１７）は、進学を決めているが、「きょうの説明で、工業部品がいろんなところに使われ、私たちの生活に役立っていることがわかりました。いい仕事が出来るように頑張りたい」と誓った。

揚村典生（あげむら・のりお）校長は、「先ずは地元企業の良さを知ることが大切です。進学・就職いずれにしても、きようの企業説明を生かしてほしい」と話していた。

写真はいずれも企業説明を真剣に聴く生徒たち。

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