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道真公に合格祈願♡撫で牛にも〜実南天色づく
「学問の神様」と崇敬される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る、和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮で11月23日、今年も無数の実南天が色づき、大勢の参拝者が「学業成就」を祈っていた。
道真公は「学問の神様」「和歌の神様」「書道の神様」として尊崇され、本殿前の境内には、学業成就を祈る石製の「撫で牛(なでうし)」を祀っている。
実南天は紅白あり、参道の鳥居や鐘楼近く、本殿周辺で冬日に輝いている。
この日、冷え込みも厳しかったが、中学・高校・専門学校・大学の入試合格を願う、大勢の家族連れらが参拝。道真公に手を合わせ、撫で牛の頭をなでて、さらなる踏ん張りを誓っていた。
菅野一三(すがの・いつぞう)宮司は、「新型コロナ禍は鎮静化していますが、とくに受験生の皆さんは大変です。平素の勉強の努力が100%発揮されますように」と祈っている。
学文路天満宮は、紀の川フルーツライン(広域農道)わきの産直市場「くにぎ広場」西側の辻を北側へ降りたところ。
写真(上、下)は大勢の参拝者が訪れた学文路天満宮と美しい実南天。写真(中)はお背中にお賽銭を受けた撫で牛。
更新日:2021年11月24日 水曜日 00:00