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白鷺30羽、紀の川に群遊♡はつ冬の慈尊院近く
女人高野別格本山・慈尊院(和歌山県九度山町)の参道入口付近を流れる紀の川で、11月18日、約30羽もの白鷺(しらさぎ)が群遊して、美しい初冬の風景を繰り広げていた。
この日午前6時の気温は、6度と冷え込んだが、午後3時頃には17度まで上昇。冬日の空は浮雲が流れ、山河は紅葉・黄葉に彩られている。
慈尊院・参道先の紀の川では、岩場や淀みに沢山の白鷺が棒立ちになり、落ち鮎をさがして、せせらぎを踏み歩いたり、時折、連れもて低空飛行する。
近くの慈尊院は、弘法大師・空海の御母公を祀る寺院で、まちは戦国武将・真田昌幸・幸村父子が閉居した歴史的な舞台である。
大阪などから訪れる参拝・観光客は、たまたま紀の川の白鷺の群れが、視界に飛び込んできて、「なんとええ景色やな」とにっこり。その昔、空海も御母公も、昌幸・幸村父子も、こんな光景を見ていたのかも知れない。
写真は慈尊院・参道入口付近の紀の川で美しい姿を繰り広げる白鷺の群れ。
更新日:2021年11月19日 金曜日 00:00