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ロック♪聴けるよ♡MerseyBeat〜橋本駅近く

ロック音楽の時間を楽しめる、珍しいお店「MerseyBeat(マージ―ビート)」が、和歌山県橋本市古佐田のJR・南海橋本駅近くにオープンした。

アートディレクターで経営者の塩山一志(しおやま・ひとし)さん(72)は、「アナログレコードを聴いたり、ギターを弾いてみたり、楽しいひとときを…」と言っている。

店名の「MerseyBeat」とは、1950年代後半、ビートルズが世界中を熱狂させ、注目を集めた英国・リバプール(マージ―川沿岸都市)のビート・グループのことである。

店内の壁一面には、大阪のイラストレーター・原功(はら・たくみ)さん(77)筆のビートルズの絵画。小さなステージの後ろには、アコースティック・ギターなど5本を掲げている。

その前には2人掛けの椅子2脚、カウンターには約10席、その前の台にはレコードプレーヤーを備え、棚には同店所有の米英・ロック関連レコード約2000枚の一部が収められている。

テーブルチャージ(座席代)は1人500円、ビール、バーボン、ウイスキー、焼酎、コーラなども1杯500円。ロック好きな人たちは、心でリズムを刻みながら、ロック音楽にひたり、時にはステージに立って演奏を楽しんでいる。

塩山さんは橋本市上田出身で大阪府和泉市在住。2002年から大阪市北区天神橋2丁目5番15号のヴィヴァンテ南森町B1で、人気のブルースとサザンソウルのバー「Chicago Rock(シカゴ ロック)」を経営している。

今回は新型コロナ禍で、客数は減っているが、「この機会にふる里でもロック音楽を楽しんでもらえるように」と決心。ビル1階の貸し店舗を改装して10月3日にオープンした。

初日は大阪など近畿各地から、昔ながらの顧客約130人が訪れたが、さすがに地方都市は、大都市と違ってロックファンは少なさそうで、翌日からは三々五々という状態が続いている。

塩山さんは「1950、60年代のロック音楽はとても素敵です。お客さんが10人以上来てくれる際は、ステージで生演奏もできます。ぜひ、お越しください」と話していた。

営業時間は午後5時〜同9時。場所は橋本駅から西方へ徒歩3分ほどの橋本川・古東橋の東側たもと。問合せは塩山さん(携帯電話=090・3844・3103)へ。

写真(上)はMerseyBeatのステージ=ギターを抱えるお客と塩山さん(右)。写真(中)はレコードを選ぶ塩山さん。写真(下)はMerseyBeatの壁面に描かれたビートルズの絵画。


更新日:2021年10月16日 土曜日 00:00

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