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浦部陽介さん♪橋本駅前ライブ~さあ昔の賑わいを…

関西で活躍中のシンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さん(25)=和歌山県橋本市が、JR・南海橋本駅の駅前広場で、このほど「駅前にぎわいパフォーマンス 浦部陽介ライブ」を開き、大勢の乗降客が春のひとときを楽しんだ。主催者の橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は、「定期的な駅前ライブや自慢の郷土品販売などで、昔の賑わいを取り戻したい」と言っている。
橋本駅の駅前広場は、橋本市が今月、駅周辺の活性化を目指して、ふるさとの山河をイメージした絵柄のタイル広場に改装し、新しく綺麗なベンチ(3人掛け)2脚も設けたばかり。あたりは「高野山開創1200年」と染め抜いた旗が風に鳴り、既設の万葉歌碑や、高野山の修行僧姿の〝まことちゃん〟(石像)などがまぶしい。
そこに浦部さんが颯爽と、ラフなスタイルで登場。ストリートミュージシャンのように、ギターケースを広げて、マイクの前に立つと、乗降客らは予期せぬ「駅前ライブ」に驚き、たちまち周囲を取り囲んだ。
浦部さんは、ギター弾き語りで、時々、ハーモニカも使って、「柿食いもてロックンロール」「コロガリ コロガル」など、オリジナルソングを歌うと、高齢者も若い人たちも、軽やかなリズムに乗せて手拍子。「いいよ」「がんばって」などの声援が起きていた。
畑野会長は「橋本駅前には〝はしもと広域観光案内所〟も、今月、改装オープンしたばかり。浦部さんのCDや、ふるさとの土産品も沢山並べています。浦部さんの駅前ライブは、これからも定期的に開きます」とアピールすれば、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長も「駅前の賑わいを取り戻すには、先ず、浦部さんの歌を聴いていただくことから」と、活性化を期待している。
浦部さんは橋本市高野口町出身。小学6年生の時にギター、中学・高校時代は吹奏楽部でトランペット、大阪の音楽専門学校で作曲、発声などを学んだ後、大阪・ミナミで路上ライブなどを経験、音楽センスを養ってきた。
郷土では平成25年に開局したFMはしもとの番組「浦部陽介の歌いたい、喋(しゃべ)りたい」(毎週月曜日の午後9時半~同11時)を担当。
CDアルバムは同23年、代表作の「コロガリ コロガル」などを収めたデビューアルバム「way to go」を制作、同26年には、FMはしもとのパーソナリティーで歌手の岡本愛美(おかもと・えみ)さん(高野町花坂出身)と共に作詞・作曲した「YUMENOKIはしもと」(橋本商工会議所青年部制作)を発表。
今年3月には「柿食いもてロックンロール(Newアルバム推し曲)」をはじめ、「コロガリ コロガル」「イメージ」「僕を育ててくれた街」「Someday」など、計9曲を収めたCDアルバムを制作・発売している。
次の「駅前にぎわいパフォーマンス 浦部陽介ライブ」は、5月3日(日)と同10日(日)の午前10時から開催の予定。雨天は中止。
写真は、橋本駅の駅前広場で「柿食いもてロックンロール」などを歌う浦部陽介さん。


更新日:2015年4月28日 火曜日 00:00

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