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ワンちゃん顔や飛行機雲♡橋本・伊都〜梅雨明け刻々
高野山麓の和歌山県橋本・伊都地方は、梅雨晴れの7月11日の日曜日、青空に愛犬の顔や飛行機雲が次々出現し、前夜は星空を鱗雲(うろこぐも)が飾るなど、梅雨終止符への趣きを示した。
この日の橋本市の気温は23〜31度の真夏日。同市運動公園の芝生広場で、木陰の折りたたみ椅子に座っていると、地元の国城山から奈良の大峯山にかけて、その尾根伝いから積乱雲が湧き立つ。
ときには白い綿毛のワンちゃんの顔や、観世音菩薩の笑顔があらわれ、中空を飛行機雲が長い尾をひいてゆく。木陰に涼風が吹くと、まるで長梅雨などなかったかのよう。
旧・橋本小学校では前夜、大勢の子供たちの思い出の大樹・メタセコイヤの梢(こずえ)の星空に、まるで海底から見上げるような鱗雲が流れた。
新型コロナ禍の中、市民の盆踊りも、メタセコイヤ電飾イベントも中止であり、今は早期復活を祈るのみ。〝天の雲芸術〟を眺めながら、心晴らすことが良さそう。
写真(上)はワンちゃんの顔をした白い雲。写真(中)は紀の川上空にあらわれた飛行機雲。写真(下)は旧・橋本小学校のメタセコイヤの空をおおう鱗雲。
更新日:2021年7月12日 月曜日 00:00