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伊都・高野山ユネスコ協会設立奉告♡丹生都比売神社
ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録記念祭と、伊都・高野山ユネスコ協会設立記念祭が、七夕祭の7月7日、和歌山県かつらぎ町上天野の丹生都比売(にうつひめ)神社で行われた。
伊都・高野山ユネスコ協会の副会長を務める丹生晃市(こういち)宮司は「高野山・金剛峯寺と神仏習合の当神社、ユネスコ協会の設立をご奉告致しました」と新しい一歩を示した。
この日、同協会・常任理事の中川明(なかがわ・あきら)事務局長ら3人が他の参拝者とともに参列。丹生宮司が祝詞(のりと)を奏上した。
この後、中川・事務局長らは「つなげよう平和の心」と染め抜いた幕を境内に掲げ、各自タスキ掛けで参拝者らに特製のティッシュペーパーを配布、「世界平和からお家の平和まで」をアピールした。
同協会の初代会長候補には、「大石順教尼(おおいし・じゅんきょうに)の記念館」の萱野正己(かやの・まさみ)館長の名前が挙がっていたが、遺憾ながら6月末に85歳で病没した。
その後を受け継いだ丹生宮司(副会長)は、口筆・書画家で身体障害者の社会復帰にも努めた順教尼の心を念頭に、「ユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の働きに尽力したい」と誓っていた。
写真(上)は丹生都比売神社で玉串奉奠する伊都・高野山ユネスコ協会の役員たち。写真(中)は参拝者らに「世界平和」をアピール。写真(下)は丹生宮司と共に記念撮影する同協会役員たち。
更新日:2021年7月8日 木曜日 00:01