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園児ら七夕飾りに願い事♡橋本~織姫と彦星も教わる

和歌山県橋本市山田の一言主(ひとことぬし)神社境内にある、橋本市立山田保育園=井田香(いだ・かおり)園長=で7月7日、恒例の「七夕のつどい」が開かれた。園児たちは七夕のうたを歌ったり、笹竹に短冊を飾ったりして、楽しいひとときを過ごした。
室内窓際の2本の笹竹には、前日、園児と保護者で願い事を書いた短冊40枚と、色紙で作った織姫・彦星の人形などが飾られている。
この日、2~5歳の園児21人が集合。ブラックシアターで、織姫・彦星が毎年1度、天の川で会う物語を学んだ後、みんなで「七夕のうた」を声高らかに歌った。
また、「はやくおいしいりょうりがつくれますように」とか、「コロナが早く終わりますように」などと、それぞれの思いを書いた短冊を飾りつけた後、おいしい給食「天の川うどん」を味わった。
記念撮影では七夕飾りを背景に〝バンザーイ〟をして笑顔でいっぱい。井田園長は「日本の伝統行事を身につけ、元気いっぱい育ってほしいです」と話した。
一言主神社は、社伝によると延暦13年(794)、弘法大師・空海が村人と相談して創立。地元では「いちごんさん」と呼び、「一言で願いを聴いてくれる」という民間信仰がある。
山田保育園は、昭和57年(1982)年、同神社境内隅に開園し、大勢の児童を育んだが、来春には新設の「山田さつきこども園」に統合される。今回は歴史的な場所での最後の「七夕のつどい」で、とくに貴重な体験となった。
写真(上)は笹竹に短冊を吊るす園児たち。写真(中)は園児たち手作りの織姫と彦星の飾り付け。写真(下)は記念撮影でバンザイする園児たち。


更新日:2020年7月8日 水曜日 00:00

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