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なんと自来也!子犬の顔♡橋本の初夏〜雲の造形芸術
和歌山県橋本地方は、涼風に恵まれた5月20日、山河もまちも初夏の日差しが降り注ぎ、大空には蛙の顔や、子犬の顔の雲がつぎつぎと生まれ、見事な雲芸術を繰り広げた。
この日午後1時過ぎ、橋本市岸上の喫茶&レストランの窓から、目の前の紀の川と、向こうの国城山(くにぎさん)を眺めていると、もくもくと雲が湧きあがる。
雲は刻々と変化。先ず怖い般若(はんにゃ)の面の形になり、つぎに自来也のような、少しは貫禄のある蛙の顔に変化。いったん綿菓子状に戻った雲は、今度は白い子犬の顔に生まれ変わる。
たまたま珈琲を飲みながら、窓外の山河を眺めていた、同市東家の紀州高野組子細工師・池田秀峯(いけだ・しゅうほう)さんは、その〝雲の造形芸術〟に驚嘆。「すごいね、見習いたいね」と、目を細めていた。
写真(上)は国城山の大空に生まれた天狗の顔のような雲。写真(中、下)は可愛い子犬の顔に変化する〝雲の造形芸術〟
更新日:2020年5月21日 木曜日 00:00