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初秋〜青空も雲も♡長雨一旦あがる〜夜は半月煌々と
和歌山県橋本・伊都地方は8月18日午後、これまでの強弱激しい長雨が去り、青空には眩しい太陽が出現して清祥な雲が流れ、夜は半月が煌々とかがやき、令和3年初秋の風景を繰りひろげた。
この日の橋本市は正午頃、さっと長雨があがり、うっとうしい空には、刻々と水色がひろがる。
紀の川南側の国城山などに被さっていた暗雲は、まるで綿をちぎったような雲に変わり、市役所や商工会館、商店・民家などは、久々に明るい日差しを浴びた。
山の斜面の柿畑では、沢山の柿が青々と太って、一部では色づきはじめ、その実や枝葉には雨粒がかがやき、柿の瑞々しさを示す。夜の戸張が降りると、東の空に半月が現れ、紀の川や支流の橋本川の流水を照らした。
昼間、大型店から買い物帰りの主婦は、「なんと晴れてきた。はやく洗濯物を干さなければ」と急ぎ足で帰宅。夜は、飲食店帰りの高齢者が、「やっぱりお月さんは綺麗な」と空を見上げていた。
ただ、停滞前線による長雨は、8月27日頃まで断続的に続きそうで、橋本市危機管理室は、とくに「河川増水や土砂災害」に注意するよう呼びかけている。
写真(上、下)は紀の川南側の尾根伝いに現れた初秋を思わせる青空と美しい雲の数々。写真(中)は午後7時頃、橋本市の東の空に輝く半月=橋本川・古東橋のたもとより。
更新日:2021年8月19日 木曜日 00:00