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怪魚の大口!天の吊り橋♡橋本の空〜雲の造形芸術
和歌山県橋本・伊都地方は11月1日、山河もまちも秋日を浴びて、大空に流れる雲は、さまざまな〝雲の造形芸術〟を繰り広げた。
この日、橋本市の気温は11〜22度で、昼過ぎには約2㍍の北風が吹いた。
同市北馬場の運動公園では、東側の森の向こうにゴジラのような形の雲がのっそり、その上空から巨大な雲の怪魚が口をあけて迫る。
橋本川・御殿橋たもとから西空を仰ぐと、国道24号沿いの高層ビルの上は、うろこ雲におおわれ、鳩の群れが飛び回っている。
同市紀見のカフェ&スイーツ「香門(かもん)」近くでは、白い雲に日輪のかげが見える。遥か高野山の空では、吊り橋のような雲が出現していて、幸せの天上に通じそうな趣き。
今はもう秋♪〜まちの紅葉並木も美しいが、自然の織り成す「雲の造形芸術」もまた格別である。
[うろこ雲の俳句2句紹介]
うろこ雲神の耕しかく細か
鱗雲土に円描く子の遊び
(鷹羽狩行)
写真(上)は橋本市運動公園で見た怪魚の口のような雲。写真(中)は御殿橋近くから見上げた市街地の空のうろこ雲。写真(下)は遥か高野山の空に出現した吊り橋ようの雲。
更新日:2021年11月2日 火曜日 00:09