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一本の桜満開♡鶯も可愛く♪橋本・紀の川岸の桜並木
和歌山県橋本市の紀の川左岸・南馬場緑地広場の桜並木で3月15日、一本の早咲き桜が満開となり、数羽の鶯が花影で戯れていた。
今は新型コロナウイルス・パンデミック(世界的大流行)のため、地元の「ふるさとさーくる学文路」は、恒例の花見提灯(ちょうちん)飾りを断念した。会員らは「宴席で夜桜見物はできないが、日中は桜並木の散策をお楽しみください」と言っている。
南馬場緑地広場は、旧・学文路地区公民館のすぐ東北側の堤防(長さ約600メートル、幅約10メートル)で、平成13年(2001)に市民協力で種々の木々を植栽。春は約100本の桜並木が素晴らしく、橋本の桜の名所の一つに数えられる。
住民有志でつくる「ふるさとさーくる学文路」は毎年、約300個の提灯をぶら下げ、花見シーズンには家族連れや職場グループなど、大勢の人々がレジャーシートを敷いて花見の宴を楽しむが、今回は感染防止を考え、提灯を吊るさないことにした。
この日、橋本の天候は晴れたり曇ったり、時には小雨がぱらつき、気温も3度~10度と冷え込んだが、同緑地広場・西口の1本の桜はすでに満開。沢山の鶯が花影で遊び、すぐそばを散歩の人たちが通っても、飛び去ろうとはしなかった。
入口には『花かおる[桜]つつじ公園の植樹』の標識があり、寒緋桜(かんひざくら)など14種類の桜とツツジの写真を紹介するとともに、平年の開花時期を表示。今年、染井吉野など桜並木の見頃は、今後の天候次第だが、3月下旬~4月上旬になりそう。
写真(上、下)は橋本市の南馬場緑地公園で満開の一本の早咲き桜。写真(中)は桜の枝にとまった可愛い鶯の姿。
更新日:2020年3月16日 月曜日 00:00