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サツマイモ掘り♪児童ら歓声~橋本・真土万葉の里

万葉人が行き来した和歌山県橋本市隅田町真土区の「真土万葉の里」で、9月24日、地元の市立あやの台小学校1、2年生児童約100人が、サツマイモ掘りを体験し、秋のひとときを楽しんだ。
真土万葉保存会=中岡大作(なかおか・だいさく)会長=が主催。今年5月、会員や区民が企業ボランティアと協働で、約5アールの畑にサツマイモを植えて有機栽培。丹精込めて育ててきた。
子どもたちは、中岡会長から「この近くの落合川には、ずっと昔の旅人が渡った〝飛び越え石〟があり、とても大切なところです」と教わった後、黄色い帽子に長靴姿で、畑に足を踏み入れた。
すでに畑を埋め尽くしていた葉や蔓(つる)は、すべて取り除かれていて、畝(うね)は綺麗に丸見え。子供たちは首筋に汗、手を土まみれにしながら、スコップで自分の腕よりも太いサツマイモを掘り起こすと、「先生、見て、見て!」と叫んで、大喜びだった。
真土万葉の里のサツマイモ掘りに、子供たちを招待したのは初めてで、9月27日には市立隅田小学校の子供たちも、同じように体験することになっている。
中岡会長は「ここでは菜の花、ヒマワリ、コスモス、葉牡丹などを植えて、多くの観光客の皆さんに、万葉ロマンを感じてもらっています。子供たちには、また来てほしいです」と話していた。
写真(上)はイモヅル式の大きなサツマイモを掘り起して大喜びの男の子。写真(中)はたくましく掘り起こしたサツマイモを畝に並べていく。写真(下)は「サツマイモが見えてきた」と大歓声の畑の子供たち。


更新日:2019年9月25日 水曜日 00:00

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